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『感染症と闘う医療従事者の話を聴く会』倫理綱領

『感染症と戦う医療従事者の話を聞く会』世話人会

 

1. 傾聴サービス提供者は、相談者(医療従事者の方、以下同様)の個の尊厳を尊重する。またそれを傷つけることのないよう、常に最大限の

 配慮をする。

2. 傾聴サービス提供者は、相談者を、自らの先入観や偏見に基づいて見ることのないよう可能な限り心がけ、相談者の信仰・信念や価値観、

 文化的価値等を尊重する。

 傾聴サービス提供者は、相談者に対して、自身の信仰・信念や価値観を押しつけたり、それらに基づいて相談者の話を解釈することがない

 ようにする。

3. 傾聴サービス提供者は布教・宣伝・営利活動・政治活動を目的として活動してはならない。

 また、そのような誤解を生むような行為も行ってはならない。ただし、例外的に相談者から希望があった場合はその限りではない。

4. 傾聴サービス提供者は、申し込み時の個人情報および対話の中で知り得た情報は全て守秘しなければならない。

 とりわけ宗教活動・営利活動・政治活動を目的として利用しないよう、十分に配慮する。

 個人情報は本傾聴サービスの提供目的以外には一切利用しない。個人的に連絡をとることもしてはならない。

5. 傾聴サービス提供者は、他のサービス提供者と、その職種・信念・信仰や価値観の違いを超えて、良好な関係の構築・維持に努めなければな

 らない。

6. 傾聴サービス提供者は、自分たちの支援の限界を自覚していなければならない。

7. 傾聴サービス提供者は、互いに向上すべく、切磋琢磨し合わなければならない。

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